テレビボードを選ぶとき、「○○インチ対応」と書かれていれば、そのサイズを選べば大丈夫だと思ってしまいますよね。私も以前はインチ数を基準に選んでいましたが、実際に買い替えてみると、それだけでは判断できないことが分かりました。
同じインチ数でも、本体の横幅や脚の位置、重量は製品によって異なります。また、ボード側も横幅だけでなく、奥行きや耐荷重、収納する機器によって使いやすさが変わります。
そのため、購入するときは対応インチ数だけを見るのではなく、本体の実寸や重量、設置する場所まで確認することが大切です。
この記事では、テレビボードの横幅を決める目安と、購入前に確認しておきたいポイントを紹介します。
テレビより小さなテレビボードでも使える
大きなサイズに買い替えると、本体の横幅が今使っているテレビボードより大きくなることがあります。
それでも、脚が天板に収まり、重量がボードの耐荷重を超えず、メーカーが指定する設置条件を満たしていれば、そのまま使えます。私も買い替えるときは「○○インチ対応」という表示だけで判断せず、本体の横幅や重量、脚の位置とサイズを確認するようにしています。
ただし、小さなボードを使い続ける場合は、左右への張り出しに注意が必要です。
本体の横幅が大きくなるほど液晶部分が天板の左右からはみ出すため、近くを通ったときに体や物をぶつけたり、掃除中に接触したりする可能性があります。特に人がよく通る場所や、家具同士の間隔が狭い場所では、どこまで張り出すのか確認しておきたいところです。
横幅だけを理由に、今使っているボードを買い替える必要はありません。設置条件を満たし、左右への張り出しも普段の生活で問題にならないのであれば、そのまま活用することもできます。
テレビボードの横幅は少し余裕があると使いやすい

今回確認した5社では、テレビ本体より横幅に余裕のあるテレビボードが目安として紹介されていました。
ミホ上のイラストに記載している横幅は、各社が公開しているサイズの目安から平均値を算出したものです。推奨サイズはメーカーによって異なるため、一つの目安として参考にしてください。
横幅に少し余裕を持たせる理由のひとつが、見た目のバランスです。
本体とボードの幅がほとんど同じだと画面の存在感が強くなりますが、左右に適度な余白があると、テレビ周りがすっきりとした印象になります。特に新居のリビングなど、来客の目にも触れやすい場所では、設置できるかどうかだけでなく、部屋に置いたときの見え方も考えて選びたいところです。
また、左右にスペースがあれば、リモコンやゲーム機などを一時的に置く場所としても使えます。小さなインテリアを飾りたい場合にも、余白があるほうが配置しやすくなります。
ただし、余裕を持たせようとして横幅の大きなものを選ぶと、部屋を狭く見せてしまうことがあります。
画面とのバランスだけでなく、設置する壁面の広さや周囲の家具との間隔も確認し、圧迫感を与えないサイズを選びましょう。
収納・配線・組み立てやすさも購入前に確認する
テレビボードは、本体を設置できればそれでよいという家具ではありません。レコーダーやゲーム機、ルーターなど、周辺機器まで考えて選ぶことで購入後の使いやすさが変わります。
収納する機器に合わせて内寸を確認する
商品ページを見るときは、外寸だけでなく収納部分の内寸も確認しておきましょう。
棚の横幅や高さが足りないと、レコーダーやゲーム機が収まらないことがあります。特に棚板が固定されているタイプは購入後に高さを変えられないため、収納したい機器が決まっている場合は、先にサイズを測っておくと選びやすくなります。
また、ゲーム機など使用中に熱を持つ機器を収納するなら、熱がこもりにくい構造かどうかも確認が必要です。扉付きは生活感を隠してすっきり見せられる反面、収納部分の通気性にも気を配りましょう。
配線穴だけでなくコンセントの位置も確認する
背面に配線穴が付いていても、それだけでケーブルをすっきりまとめられるとは限りません。
設置場所のコンセントと配線穴が大きくずれていると、ケーブルを裏側で回したり、電源タップや延長コードが必要になったりすることがあります。さらに、レコーダーやゲーム機、ルーターなどが増えるほど、電源や接続ケーブルの本数も多くなります。
購入前に「どこから電源を取るのか」まで確認しておけば、設置したあとに配線で困ることも減らせます。
組立品と完成品は設置まで考えて選ぶ
自分で組み立てるタイプと、完成した状態で届くタイプでは、購入後に必要な作業が異なります。
組立品は比較的価格を抑えやすい一方、横幅が大きくなるほど部品も大きくなります。作業するためのスペースが必要になるほか、一人では組み立てにくい製品もあります。
完成品は組み立てる手間がなく、届いたあとすぐに使えるのがメリットです。ただし、180cmを越える大型になるほど搬入には注意しなければなりません。完成した状態で玄関や廊下、ドアを通すため、本体サイズだけでなく搬入経路も確認しておきましょう。
一度設置すると、頻繁に買い替えたり動かしたりする家具ではありません。価格やデザインだけで決めず、収納・配線・設置まで考えて選ぶことが、購入後の使いやすさにつながります。
テレビボード選びは実寸・耐荷重・設置環境で判断しよう
「○○インチ対応」という表示は選ぶときの目安になりますが、それだけで決めるのではなく、本体の実寸や重量、設置する場所まで確認しておきましょう。これから新しく購入するなら、画面より少し横幅の広いボードを選ぶことで、左右に余白を持たせやすくなります。ただし、部屋の広さや周囲の家具とのバランスも考えて、無理のないサイズを選ぶことが大切です。
一方、テレビだけを買い替える場合は、今使っているボードの横幅や奥行き、耐荷重を測り、新しい機種を設置できるか確認してみてください。
必要な条件を満たしているのであれば、ボードまで買い替える必要はありません。対応インチ数だけにとらわれず、実際のサイズと設置環境を確認してから判断してみてはいかがでしょうか。

